診療内容各診療内容のご案内

一般歯科

一般歯科で、保険診療の対象となる治療としては、虫歯治療、抜歯、入れ歯、根管治療などです。

ハート歯科クリニックでは、虫歯治療(コンポジットレジン治療、クラウン治療)から歯周病、ブリッジや入れ歯などの 補綴(ほてつ)治療まで一般歯科治療全般に対応しております。

小児治療

様々な行動変容法を用いて治療を行っております。

TSD法

TSD法

これから行う治療についての説明(Tell)や使用する器具を見たり触ったりしてもらい(Show)、治療を行います(Do)。

系統的脱感作

系統的脱感作

はじめは簡単なこと、できることから行い、徐々に治療に近づけていく方法です。

オペラント条件付け

オペラント条件付け

お子様が頑張ってできたことはすごく褒めてあげたり、ご褒美をあげたりして正の強化を行います。

モデリング法

モデリング法

兄弟など近い年齢の子どもをお手本として観察させることで、その行動を模範しようとする行動を利用する方法です。

小児歯科では、「お子さま」「保護者」「医療者」の三者の関係がとても大切です。

お子様が歯の治療を嫌がったり、歯医者そのものを嫌いにならないためには、まわりの大人が安心させてあげたり、機嫌よく過ごせるように配慮してあげることも大切です。
お子様が小さいうちは、次のことにご注意ください。

午前中に受診を

小さなお子様は、体調の良い午前中に受診されるのがおすすめです。午後や夕方は眠くなり、疲れてしまい機嫌が悪くなりやすいためです。

嘘をついて通院しない

お子様が通院を嫌がっても嘘をついて連れていくのはやめましょう。ますます嫌がるようになります。
「次はむし歯の治療をするから頑張ろうね」など、きちんと内容を説明してあげてください。
そして、頑張ったらたくさん褒めてやる気を育ててあげましょう。

予防歯科

乳歯が生え替わって5年以内の永久歯はむし歯になりやすく、進行が早いのが特徴です。

ハート歯科クリニックでは、定期健診の他フッ素塗布やシーラント処置を行うことでむし歯を未然に防ぐ予防歯科にも力を入れております。

シーラント

シーラント

奥歯の噛む面の溝にフッ素配合のレジンという素材を埋め、溝の部分に出来る虫歯を予防する処置です。

生えたての歯は未熟で溝も深いのでケアをしないと虫歯になりやすいです。

フッ素塗布

フッ素

フッ素は「酸で溶けた歯を再生する再石灰力を促す」「むし歯菌の活動を抑制する」「歯質を強化する」効果があり、むし歯予防にとても有効です。

当院では、高濃度(9000ppm)のフッ素を使用しています。

歯周病

歯周病は、歯の周りの骨が溶け、最終的には歯が抜けてしまう病気です。

歯周病の進行

歯周病菌によって歯周組織に炎症が起きると歯周ポケットから生体内に侵入した細菌などが歯肉の血管を通じて 血流に流れ込み、これが全身の組織や臓器にいろいろな悪影響を与えると考えられています。

具体的には、次のような病気と関係していると考えられています。

  • 糖尿病
  • 誤嚥性肺炎
  • 細菌性心内膜炎
  • 動脈硬化
  • 脳梗塞
  • 早産
  • 認知症

歯周病治療の流れ(保険治療)

歯周病(歯槽膿漏)を保険治療の一環として行うためには、保険治療の歯周病検査を受けていただく必要があります。

歯周病検査なしで歯石除去(スケーリング)を保険で行うことはできません。
初診費用やレントゲン費用等を含め、3割負担の方で約3,500円程度かかります。

Step1.歯周病検査1回目 必要に応じてレントゲン撮影

Step2.スケーリング

Step3.歯周病検査2回目

Step4.スケーリング・ルートプレーニング

Step5.歯周病検査3回目→必要に応じて歯周外科治療

Step6.歯周精密検査→治療または下記へ

Step7.歯周病安定期治療または歯周病重症化予防治療

Step8.治癒

※一例です。

親知らず

ハート歯科クリニックでは、親知らずの抜歯も行っています。

生え方にもよりますが、保険診療(3割負担の場合)約1,400円~3,000円ほどです。

Q. 親知らずは抜かなければならないのでしょうか?

A. 抜いたほうがいい親知らずとそのままにしていい親知らずがあります

そのままにしていい親知らず

完全に埋まっていて痛みもない親知らずは、そのまま特に抜いたりする必要はありません。

抜いた方がいい親知らず

  • 咬み合わせに関与していない親知らず
  • 斜めに生えている親知らず

抜かない方がいい親知らず

咬み合わせに関与していて、まっすぐ生えておりきちんと磨ける場合の親知らず

  • 神経や血管に近く、抜歯後、神経麻痺や大出血する可能性のある親知らずについては、上位医療機関を紹介させていただいています。

ホワイトニング(自費診療)

ホワイトニングは、専用のジェルを用い、美しく白い歯へと改善する施術です。

虫歯の処置やクリーニングを終えた後に専用の安全な薬剤を使用して行います。

被せ物や詰め物は白くなりません。

ホワイトニング治療の流れ

Step1.全体の検査・カウンセリング

Step2.クリーニングを行い、外的要因で付着した汚れを落とす

Step3.虫歯や知覚過敏の治療(必要により仮詰め)

Step4.型取りをし、ホワイトニング専用マウスピースを作製

Step5.1~2週間で治療の効果を評価

Step6.さらに白くしたい方は、ホワイトニングジェルを追加し、また「1~2週間後に再評価」を繰り返していきます。

審美歯科

「審美歯科」とは、一般的に歯の色、口元の美しさに焦点を当てた総合的な治療の事と提唱されています。

日本での保険診療(健康保険が使える診療)は、日本のどこでも一定水準の治療を受けることができ、また少ない負担で治療を受けることができるようになっていますが、「痛みを取る」「噛めるようにする」など必要最低限の治療に限られています。
そのため細かなルールや制限があり、決められた材料しか使うことができません。

審美治療に求められる「より美しく」「より白く」「より耐久性がある」を実現させる場合、多くが保険外(健康保険が使えない)診療となってしまうのが現状です。

費用がかかってしまうということがデメリットになってしまいますが、「より白く」「より美しく」「より耐久性がある」「汚れがつきにくい」を追求される方にとってはおすすめの治療となっています。